安全な食事を提供する
「藤江」の取り組み
安全を最優先に、徹底した衛生管理を行っています。
株式会社藤江グループは、生徒・児童・園児・利用者の皆様の 安全を最優先に、 徹底した衛生管理体制のもとで給食を提供しております。
特に、学校や保育園・施設でのウイルス性感染症は、 どれほど対策を施しても100%防げるものではありません。 その現実を真摯に受け止め、 「食中毒を発生させないために何ができるか」 を常に問い続ける姿勢を大切にしています。
最新の感染症情報に迅速に対応し、 町田予防衛生研究所・株式会社サラヤ公衆衛生部・株式会社オフィス田中ら 外部専門機関からの指導・助言も取り入れ、 科学的根拠に基づく対策を現場へ反映する体制を整えています。
「常に想定外を想定する」という考え方のもと、 現場スタッフ一人ひとりが安全を意識し、 日々の衛生管理に取り組んでいます。
とりわけ、毎年流行が懸念される ノロウイルス対策については、 最新の知見と現場運用をもとに、 多角的かつ実効性のある取り組みを継続的に強化しています。
安全は、一つの対策だけで守れるものではありません。
日々の確認・教育・検証・改善を積み重ね、事故を未然に防ぐ体制を整えています。
仕様書を基本に、現場に寄り添った給食運営
株式会社藤江では、各自治体・施設との 契約内容および仕様書を遵守することを基本 として、日々の給食運営を行っています。
そのうえで、 学校給食を約40年にわたり受託してきた経験を生かし、 学校や施設ごとの設備、調理環境、献立、食数、人員構成、運営体制など、 それぞれの現場に合わせた柔軟な対応を大切にしています。
学校給食の運営においては、 学校栄養教諭・学校栄養職員の皆様と真摯に向き合い、 日々の情報共有と意思疎通を大切にしています。
一方的に自社の運用方法を持ち込むのではなく、 自治体や学校が定める仕様書、学校給食衛生管理基準、 現場ごとの運用方針を確認しながら、 必要な対応を関係者と確認・協議しています。
仕様書に基づく確実な業務の履行を前提に、 衛生管理基準や科学的根拠(エビデンス)を踏まえ、 安全性と実効性の両面を考慮した適切な対応 を行っています。
ノロウイルス対策の主な取り組み
1.手洗いの徹底
文部科学省作成の手洗いマニュアル等を参考に、 シャボネットと流水による 二度洗いを基本として衛生的な手洗いを実施しています。 必要な場面ではノロウイルス対策用のアルコール製剤(NV)も適切に活用し、 手洗いによる物理的除去を基本とした衛生管理を徹底しています。
2.衛生研修の実施
本社に400名収容の研修会場を備え、 年間のべ35日、階層別の衛生研修を実施しています。
新規採用スタッフは本社で衛生講習会を受講します。 「手洗いスタジオ」で、ブラックライトを用いた手洗いチェック、 手袋の着脱、トイレの入り方などを実習し、 社内基準を確認したうえで現場へ配属しています。 社員は入社前の動画研修も受講します。
株式会社オフィス田中、町田予防衛生研究所、 株式会社サラヤ公衆衛生部などの外部専門機関による 衛生巡回・指導を定期的に実施しています。
自社制作のYouTube教材や株式会社ラキールとの動画配信連携により、 集合研修だけでなくオンラインでも継続して学習できる体制を整えています。
3.消毒方法の適切な使い分け
調理器具・設備等について、 次亜塩素酸ナトリウム、加熱・熱風消毒、 ノロウイルス対策用のエタノール系製剤などを、 対象物や用途、製品の使用方法に応じて適切に使い分け、 衛生環境を維持しています。
4.健康管理と就業管理
調理スタッフは毎日、 検温や体調・症状等の健康状態を確認します。 嘔吐・下痢・発熱等が確認された場合には、 仕様書や衛生管理基準、社内基準等に基づき、 調理業務への従事を控えるなど必要な対応を行います。
5.調理環境・ゾーニングの管理
汚染作業区域と非汚染作業区域を明確に区分し、 食品、人、器具の動線を管理します。 調理器具の使い分けや洗浄・消毒を行い、 交差汚染・二次汚染の防止に取り組んでいます。
ISO9001を活用した継続的な改善
株式会社藤江では、 ISO9001の品質マネジメントシステムを活用し、 PDCAサイクルによる継続的な改善を行っています。
特に重視しているのが Act(改善)です。
事故や不具合が発生した際には、 その場の対応だけで終了させず、 原因分析、再発防止策、教育、全社展開、 実施状況の確認までを一連の改善活動として行っています。
課題・リスクを把握し対策を計画
現場で対策を実施
実施状況と効果を確認
分析・改善・再発防止
社内事故を分析し、再発防止につなげる
社内で発生した事故や不具合について、 発生状況だけでなく、作業工程、設備、環境、教育、 人的要因など複数の視点から原因を分析します。
分析結果をマニュアル、作業方法、研修内容などへ反映し、有効性を意識し 同じ事故を繰り返さない仕組みづくりにつなげています。
AIを活用した分析と衛生教育
蓄積された事故・不具合・ヒヤリハット等の情報について、 AIも補助的に活用しながら、 発生傾向や共通する要因などを整理・分析しています。
分析結果は担当者が確認したうえで、 衛生講習会や社内教育へ反映し、 実際の事例から 「なぜ起きたのか」「どのように防ぐのか」 を学ぶ教育につなげています。
LINE WORKSによる全現場への迅速な情報共有
藤江では全現場で LINE WORKSを活用し、 衛生情報や事故防止対策を速やかに共有しています。
重要な対策については 即時アンケートを実施し、 各現場での実施状況・対応状況を確認します。
情報を発信しただけで終了させず、 現場で実際に対応されているかまで確認することで、 対策の実効性を高めています。
ヒヤリハット事例を全社で共有
事故には至らなかった小さな異常や気づきも ヒヤリハット事例として共有します。 一つの現場で得られた気づきを全現場へ展開することで、 同様の事故を別の現場で発生させないための 予防活動につなげています。
衛生管理用品・消耗品までこだわる
異物混入防止は、調理技術や確認作業だけではありません。 手袋、マスク、ブラシ、清掃用品、カウンタークロスなど、 日常的に使用する衛生管理用品・消耗品についても、 異物混入リスク、破損しにくさ、視認性、衛生性、使用環境 などを確認しながら選定し、 小さなリスクの低減にも取り組んでいます。
対策を決めるだけではなく、
「現場で実行されているか」まで確認する
事故・ヒヤリハットを把握する
↓
原因を分析する
↓
再発防止策を決定する
↓
講習・教育を行う
↓
全現場へ迅速に共有する
↓
実施状況を確認する
↓
結果を再評価し、次の改善へつなげる
この繰り返しをISO9001のPDCAサイクルとして継続し、 より安全な給食運営につなげています。
学校給食衛生管理基準に基づく衛生管理
学校給食では、学校給食法に基づく 「学校給食衛生管理基準」により、 施設・設備、食材の検収、調理、加熱・冷却、 配食、保存食、従事者の健康管理など、 幅広い衛生管理が定められています。
藤江では、自治体の仕様書や学校・施設の運用方針を確認しながら、 HACCPの考え方を取り入れ、 作業工程表・作業動線図、ゾーニング、食材の検収、 加熱・冷却、時間・温度管理等を行っています。
(温度記録80℃3点・記録)
(温度管理記録)
(検食簿)
アルコール(NV)製剤の活用について
ノロウイルス対策では、 流水と石けんによる手洗いを基本とし、 次亜塩素酸ナトリウムや加熱等による衛生管理と組み合わせながら、 用途に応じてノロウイルス対策用のエタノール系製剤を活用しています。エタノール系製剤については、 製品ごとの濃度、使用量、接触時間、使用方法等を確認し、 製品の指示に従った適切な方法で使用します。
厚生労働省の「大量調理施設衛生管理マニュアル」では、 ノロウイルスに対するエタノール系消毒剤の有効性 が明記されています。
「エタノール系消毒剤には、ノロウイルスに対する不活化効果を期待できるものがある。使用する場合、濃度・方法等、製品の指示を守って使用すること。」
厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル(平成29年6月16日改正)」より
また、以下の感染症対策にも、エタノール製剤の使用が推奨されています。
学校給食の一日
出社・更衣・二度手洗い
出社し打刻後、アクセサリーを外し、 帽子に髪と耳を完全に収めて白衣に着替えます。 体調、傷の有無、爪などを確認・記録します。 流水と石けんによる二度手洗いを行い、 ペーパータオルで水分を拭き取った後、 必要な衛生処置を行って作業区域へ入室します。
当日の工程・納品確認・下処理
献立、作業工程表、作業動線図を確認し、 担当と作業順を共有します。 納品された食材の数量、表示、品温、品質、鮮度などを確認し、 野菜の下処理やアレルギー対応に必要な準備を行います。
朝礼・安全確認・役割分担
当日の作業の流れと役割を全員で共有します。 アレルギー対応、加熱基準、 やけど・転倒・交差汚染などの危険ポイントを確認し、 必要な連絡事項やチェック担当を共有します。
調理・加熱・成形・分配
食材や作業工程に応じて調理器具を使い分け、 生食材と加熱済み食材の交差汚染を防止します。 回転釜やスチームコンベクションオーブン等を使用して 規定の中心温度まで加熱し、 仕様書や社内基準に基づいて必要な箇所の温度・時間を記録します。 アレルギー対応食についても、 各自治体・学校等で定められた方法に従って対応します。
昼休憩・衛生ルールの遵守
作業区画を整えてから手洗いを行い、 休憩室で休息を取ります。 休憩後は再度手洗いと身だしなみを確認してから作業へ戻ります。
17:00
洗浄・点検・記録・退社
器具、食缶、調理台、床、排水溝などを 決められた手順に沿って洗浄・消毒し、乾燥させます。 在庫や消費期限等を確認し、 衛生記録・温度記録等を点検・保管したうえで、 最終確認を行い退社します。
※本スケジュールは一例です。 配属先、自治体の仕様書、施設設備、献立、食数、人員構成等により 作業内容や時間は異なります。
約40年の学校給食受託経験を、
一つひとつの現場へ
学校給食には、同じ献立であっても、 施設設備、調理機器、食数、人員配置など、 現場ごとに異なる条件があります。
藤江では、これまで積み重ねてきた学校給食受託の経験を生かしながら、 自治体の仕様書、学校栄養教諭・学校栄養職員の皆様との連携、 衛生管理上の科学的根拠を大切にし、 それぞれの現場に適した給食運営を目指しています。
安心して任せられる給食会社として
安全・安心・美味しい給食を、これからも変わらず届けてまいります。
私たち藤江は、各自治体、社会福祉法人、保護者の皆様、 学校・施設関係者の皆様に 「安心して任せられる給食会社」として信頼され続けられるよう、 安全・安心・美味しい給食の提供に 全力で取り組んでまいります。
参考文献・出典
公的基準・原文
衛生管理に関する正確な内容については、 下記の文部科学省・厚生労働省の原文をご確認ください。 藤江では、これらの基準に加え、 各自治体・施設の仕様書や指示等に基づいて給食運営を行っています。
学校給食衛生管理基準
文部科学省告示第64号
平成21年3月31日告示・平成21年4月1日施行
学校給食法第9条第1項に基づき、 学校給食の施設・設備、食品の取扱い、 調理作業、衛生管理体制、従事者の健康管理等について定めた基準です。
学校給食衛生管理基準 原文を見る大量調理施設衛生管理マニュアル
平成9年3月24日付け衛食第85号別添
最終改正:平成29年6月16日
HACCPの考え方に基づき、 原材料の受入れ、加熱、二次汚染防止、 温度管理、従事者の衛生管理等について示された 厚生労働省の衛生管理マニュアルです。
大量調理施設衛生管理マニュアル 原文を見る学校給食衛生管理基準と大量調理施設衛生管理マニュアルには、 対象や一部の加熱条件等に違いがあります。 実際の学校給食業務では、 自治体との契約・仕様書、学校給食衛生管理基準、 学校栄養教諭・学校栄養職員等からの指示、 その他適用される法令・基準等を確認したうえで対応しています。
実際の業務内容・作業方法・管理基準については、 各自治体・施設との契約内容、仕様書、関係法令、 学校給食衛生管理基準その他適用される基準等に基づき運用しています。
ふーぴょんと学ぼう!
藤江の食の安全クイズ
学校給食衛生管理基準や、株式会社藤江の衛生管理、
ISO9001・PDCA・事故防止・再発防止の取り組みを、全10問で楽しく学べます。
合格証書に入れるお名前
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において全10問に正解し、
安全な給食についての知識を
身につけたことをここに認定します。
ふーぴょん
